教育力 (岩波新書)
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/01/19
- メディア: 新書
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☆☆☆
何を学んだか
教養がないこと,本を読む習慣のない事は恐ろしく恥ずかしいこと,と著者は言う. 天才の条件は全てを認識できているクリアな頭脳.
天才と呼ばれる人間は通常では考えられないレベルまで意識を働かせている.天才はそこまで上達する,いわば上達の達人. 上達の基本は物事を強弱をつけて見抜くことができる力,物事に優先順をつけることのできる力.どう活かすか
学習速度を上げる
Lottery Winner (Oxford Bookworms Library)
Oxford Bookworms Library 1 Lottery Winner 3rd
- 作者: Rosemary Border
- 出版社/メーカー: Oxford University Press (Japan) Ltd.
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: ペーパーバック
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英語多読.弁護士の倫理とは?クライアントを勝たせるだけで良いのか?
子どものための哲学対話
- 作者: 永井均,内田かずひろ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/07/23
- メディア: 単行本
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☆☆☆
永井均の哲学の実践に興味があり読了.
他の子供に書かれた本より優しく感じた
- 自分のことをわかってくれる人がいなくても生きていけるということは忘れないようにしたい.
- 不図(ふと 意図なし)という概念を意識し,人生全体を不図生きる(64頁)べきか熟考する.
111頁の全能の神が,その能力だけはない,というのは矛盾している.
全能ならば,ぼくがいるかどうか違いを見分けることができるはずでは?
The Coldest Place on Earth (Oxford Bookworms Library)
The Coldest Place on Earth (Oxford Bookworms Library)
- 作者: Tim Vicary,Jennifer Bassett,Tricia Hedge,Alison Baxter
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (Sd)
- 発売日: 2008/03/30
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英語多読.
2人のリーダーのマネージメントの違いが南極点到達競争の結果に表れた.
The Adventures of Tom Sawyer (Oxford Bookworms Library; Stage 1, Classics)
The Adventures of Tom Sawyer (Oxford Bookworms Library; Stage 1, Classics)
- 作者: Nick Bullard,Mark Twain
- 出版社/メーカー: Oxford University Press, USA
- 発売日: 2008/11/01
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英語多読をきっかけで,トムソーヤを始めて読んだ(と思う).
冒険せねば.
翔太と猫のインサイトの夏休み
翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫)
- 作者: 永井均
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/08
- メディア: 文庫
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☆☆☆☆☆
素晴らしい本.何度も読み返すと思う.
これほどまで哲学に狂気を感じたことは無かった.
思考を激しく揺さぶられ,酔ったが,
少し覚めると,より世界が素敵に見えてきた.
ほとんどすべての事物について,わからなくなった.
哲学したいなら,修行が必要だ.
これまで受け入れられてきた信念体系を十分に理解したい.
「哲学」が実践出来る人は簡単には増えそうにないと感じた.
〈子ども〉のための哲学 (講談社現代新書)
- 作者: 永井均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/05/17
- メディア: Kindle版
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☆☆☆☆
なぜ読んだのか
著者の問い「なぜぼくは存在するのか」が,私の問い「(脱人格的自己意識の)〈私〉は,何のために,思考しているのか」を考える上での参考になるかと思ったので.何が書いてあったか
「純粋に哲学的な態度は・・・単に利己的なだけなのだ」(p.112)
自分の問いの探求に他者を付き合わせている罪悪感を感じていたので,気持ちが少し楽になった.
「たいていの親は利己的な、たいして愛情深くない!親」(p.155)
きっとそうだろう.
私は 子どもに対して 利己的でなく,愛情深い親になりたいが,子どもがいない今,利己的な私は「利己的な、たいして愛情深くない!親」になりそうだ.
もしも私が愛情深い親になれた場合は,子供という他者の存在によって変化させられたことに嫌悪感を感じるだろう.
その嫌悪感は,他者が存在しなければ利己的なひとのままだったはずなのに,他者の存在によって 自分が 自ら 変化してしまったからだ.
私は,子どもがいない時から愛情深いひとでなければ,子どもに対して愛情深い親として接する場合に子どもに嘘をついている様で,申し訳なく思ってしまうだろう.
だから,私が愛情深い親になれる可能性があったとしても,利己的な私は,親になるべきではないと考えている.
実在論は,他者に対する深い侮辱 につながっているのかもしれない p.185
私は日本語の枠の中で考えていることを強く感じた.
- どう活かすか
自分の問いを自信を持って探求する.