SE【期間限定無料版】 1 (ジェッツコミックス)
- 作者: 此ノ木よしる
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: Kindle版
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やれたかも委員会 1巻
- 作者: 吉田貴司
- 出版社/メーカー: 電書バト
- 発売日: 2017/06/27
- メディア: Kindle版
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☆☆☆
毎回の満子女史の批評を楽しみに読んだ.
なかなか「やれたとは言えない」.
読者が自分のやれたかもしれないエピソードを思い出しながら読んでいると思うと面白い.
げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)
- 作者: 木尾士目
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
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☆☆☆
自分もげんしけんの一員に成り,お互いの趣味を尊重するメンバー達と共に時間を過ごしているような居心地の善さがある.
野田ともうします。(1) (Kissコミックス)
- 作者: 柘植文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: Kindle版
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☆☆
ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモンGOへ
ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモンGOへ
- 作者: ジョン・ハンケ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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☆☆☆
なぜ読んだのか
ジョン・ハンケは僕にとってのビジネスヒーローの一人なので彼の経験,思想知りたく読了.いつか,ハンケには自分の手で本を書いて欲しい.
発見
ハンケは,人生は,コンピュータから予測できてしまう程度の動きしかしていない,と述べる.(p.116) しかし悟ること[今乗っている軌道から降りることも,迂回することも,近道を見つけることもできるのだと気づくこと]によって、過去は過去、未来は未来としてとらえることができ、現在のために生きることができるようになると主張する (pp.129-130)
「悟った」(enlightened)ハンケが niantic を創り,プロダクトによって世界中の人々を啓蒙している.ハンケは,東洋思想だけでなく,ひとびとを幸せにするにはよく知ればいい(p.56)と,善く生きるには知を愛せという西洋思想からの影響も受けている.
日本政府総務省が『ポケモン GO』リリースで心配していたのは、人が集まるということに対してで,ゲームに沿って集合的に行動する人々は、社会秩序に悪しき影響を及ぼさないだろうかを憂慮していた (p.147 下線強調は筆者)
どう活かすか
老いて自分の人生をふりかえったとき,おもしろい話であふれているように生きたる (p.25)
「あたらしい目で、新しい世界を見る」"The world around you is not what it seems." (p.80)
ローカルの良さ(p.80)に目を向ける
人生を高精細に捉える(p.158)
どのようにして他者に貢献できるのかを考え、自分の才能を最大限、適切な場所で発揮する (p.168)
問い
- 幸せとは、他人に貢献すること (p.168) だろうか?ハンケも言うように,「自分はなにによって満足するのかを心に問いかけ、自分にとっての幸せを理解」(p.167)する必要がある.
-
色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考↩
0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方
- 作者: 鶴見済
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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☆☆☆
- なぜ読んだのか
著者と,タイトルに惹かれ読了 - 発見
現在世界で捨てている食べ物は、先進国では食料生産の半分を占めるとまで言われている (p.92)
イベント出店で稼ぐのは大変 (p.113)
現実にはお金誕生以前の物々交換の社会などというものは実際に見つかっておらず,貸し借りだったとする説が有力.世界最古のコインは紀元前7世紀に登場したことになっている.日本で8世紀に和同開珎が造られたあとコインは廃れ,11世紀から13世紀まで米・絹による交換のほうが主流となった.つまりお金は,その後に成立する資本主義社会に欠かせないものであっても,お金が登場すれば必ず資本主義社会になるといったものではない (p.128)
資本主義の社会では、作るべきものは、よく売れるものへと大きく変わっていった (p.131)
著者は,資本主義の社会で富が公平に分配されるはずがないから再分配をする行政のサービスを社会を構成するためにもどんどん使うべき,という (p.182)
- どう活かすか
共有には人間関係がつきものだから言語力を強化する (p.53)
自然鑑賞を今以上に楽しみたい (p.209)
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考↩