フロー体験 喜びの現象学
フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: M.チクセントミハイ,Mihaly Csikszentmihalyi,今村浩明
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 1996/08
- メディア: 単行本
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC
ゲーミフィケーションによるフロー状態に関してと、フロー状態に入らない方法を知りたく読了
どのような情報を意識に入れるかは実際に生活の内容と質を決定するうえできわめて重要なものになる。
仕事中、人々は能力を発揮し、何ものかに挑戦している。したがってより多くの幸福・力・創造性・満足を感じる。自由時間には一般に取り立ててすることがなく、能力は発揮されておらず、したがって寂しさ・弱さ・倦怠・不満を感じることが多い。それにもかかわらず彼らは仕事を減らし、余暇を増やしたがる。彼らは仕事を義務、束縛、自由の侵害と考え、できるだけ避けるべきものと考えている。皮肉なことに、実際には仕事は自由時間よりも楽しみやすい。自由時間は構造化されておらず、楽しめるように形作るためにははるかに多くの努力を要するからである。
生活の最大の浪費は、余暇の軽率な過ごし方にある
ほとんどの仕事と多くの余暇活動の目的はだれか他人のために金を作り出すことである。自由時間は、自己の成長を促すか、暇つぶしで心の解体防止に役立てるかの2つ