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哲子の部屋 I: 哲学って、考えるって何?

哲子の部屋 ?: 哲学って、考えるって何?

哲子の部屋 ?: 哲学って、考えるって何?

☆☆☆

「[デカルトのコギトは]周りばかりを見ていたところで,突然,自分に目を向けた」(p.25)

確かに,コギトはこの点がすごい.

概念=モノの見方,モノの考え方 (p.34)

  • 座標という概念を作り出したとは
    それまで式で考えられていたことを,平面に線で描き,図にし,わかりやすくなった というようなこと (p.35)

「哲学とは,"新しい概念[=モノの見方,モノの考え方]"を作り出すこと」ジル・ドゥルーズ『哲学とは何か』より(p.34)

ドゥルーズ哲学とは何か (河出文庫)』を読もうと思う.

「習慣に基づいて生きていければこそ,考えさせるものを受け取り,ものを考えることもできる」(p.90)

習慣化するモノと量を考えたい.
なぜなら,
もし,あまりにも習慣化したならば ,

「思考の最初にある"不法侵入"」ジル・ドゥルーズ差異と反復』より(p.77)

の些細な"不法侵入"には気づきにくくなり,
思考しなくなる恐れがあるのでは?
と仮説が立つからだ.

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