哲子の部屋 I: 哲学って、考えるって何?
- 作者: NHK『哲子の部屋』制作班,國分功一郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/05/01
- メディア: 単行本
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☆☆☆
「[デカルトのコギトは]周りばかりを見ていたところで,突然,自分に目を向けた」(p.25)
確かに,コギトはこの点がすごい.
概念=モノの見方,モノの考え方 (p.34)
- 座標という概念を作り出したとは
それまで式で考えられていたことを,平面に線で描き,図にし,わかりやすくなった というようなこと (p.35)
「哲学とは,"新しい概念[=モノの見方,モノの考え方]"を作り出すこと」ジル・ドゥルーズ『哲学とは何か』より(p.34)
ドゥルーズ『哲学とは何か (河出文庫)』を読もうと思う.
「習慣に基づいて生きていければこそ,考えさせるものを受け取り,ものを考えることもできる」(p.90)
習慣化するモノと量を考えたい.
なぜなら,
もし,あまりにも習慣化したならば ,
の些細な"不法侵入"には気づきにくくなり,
思考しなくなる恐れがあるのでは?
と仮説が立つからだ.