知的生活習慣 (ちくま新書)
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/01/08
- メディア: 新書
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☆☆☆
「忘れたかったら,書き留めればいいということになる」(p.24)
「いらぬことを忘れるために日記はある」(p.27)
日記による不要な記憶の忘却と時間の使い方を実験する.
「生活第一」(p.29)
生活第一には,どうすればよいか?
「無知,無学なものほど思考に近い」(p.94)
そもそも思考は重要なのか?
思考が重要だとして,
安易に本に答えを求めないように,かつ,思考する時間を捻出するため,
読書の時間を減らすことも考える.
「人間は知識のために生きるのではない.よりよく生きるためにある程度の知識,技術が必要なのである.」(p.176)
本当に「よりよく生きるためのある程度の知識,技術が必要なの」か?
「ある程度の知識,技術」の他に〈余裕〉をもった「知識,技術」が必要なのでは?
なぜなら,
時代の変化は速いので,必要な知識,技術を身につけている間に,それも変化して,身につけたあとには「よりよく生きるため」のものではなくなりやすい.
ということは,
「ある程度の知識,技術」の他に〈余裕〉をもった「知識,技術」が「よりよく生きるため」には必要になる.