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book review

what you see is all there is

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

この記事は,本のAdvent Calendar 2016 の19日目です.

www.adventar.org

19日現在,埋まっていないので興味関心がある方はご参加下さい.


〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

☆☆☆

googleラリー・ペイジが,2002年新規株式公開する前,検索だけに特化し,無料のウェブ検索サービスだった頃

「『僕らが本当に作っているのはAIなんだよ』」(p.52)

と言っていた.

「ロボットやマシンと一緒に働くプロセスを最適化できた者が成功を掴み取るだろう」(p.79)

「硬くて固定的な物体はサービスに転化する」(p.89)

「こうしたコラボレーションの努力というものは、資本主義の枠内では理解を超えている。」(p.187)

人間は合理的なだけではないから,資本主義の枠には収まらない

「リアルタイムでフィルターをフィルタリングするようなシステムが必要」(p.251)

思考するスピードを上げるべき.

「あらゆるショーは1度しか上映されないことを前提に作られるようになった。それによって、長編映画では第一印象で可能な限り物語が伝わるように作らざるをえなくなった」(p.271)

テクノロジーが制作物を変化させる.音楽も同じ

「トラッキングの一覧を見れば、これから50年間で起きることを想像するのは難しくない」(p.339)

確かに近未来はある程度決定している.

「何かが大量にあるとき、その何かは自身の性質を変えてしまう。量が違いを生むのだ」(p.350) 「量的な変化でなく、質の変化でもある」(p.365) 「相転移」(p.388)

この変化が恐ろしい.既存の考えをひっくり返す可能性がある.

「人間にとって自然だと思っていた多くのことが、実はそうではないことが分かって大いに驚かされるだろう」(p.363)

何も知らないという謙虚さと,臆見を立てないよう注意しないとならない.
機械学習の発展が続けば,著者が思い描いている動詞とは違う未来が来ると思う.
その未来は,今は予測も想像もつかないのかもしれない.

「自分がしていることに関しても、常に疑ってかからなくてはならないということだ。こうした状態は科学にとっては理想的かもしれないが、一方で間違った理由で意見を変えてしまう場合が増えるということでもある」(p.369)

「間違った理由で意見を変えてしまう場合が増える」のは危険だ.

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