青の数学 (新潮文庫nex)
- 作者: 王城夕紀
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/07/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- なぜ読んだのか
気分転換 - 何が書いてあったか
「数学にたった一人で挑んでいるのが、自分一人ではないと知るためだ (中略)この数日間の風景が、いつか君を救うだろう。」(pp.261-262)
何事も孤独ではないと知ることが大事なのかもしれない.
「なぜ、という問いを発する心など、置き去りにして。だって、見たいのだから。ただ、見たいのだ。ぶつかって、その先に何が見えるのか。自分には今見えていない、その先が。」(p.306)
「面積が同じで、辺の長さの違う、『3つの』直角三角形」(p.270)
この栢山の閃きがハイライトな気がする.
* どう活かすか
高校生の時に数学に対して思っていたことが書かれていた.
問いを置き去りにして見たその先に,相馬姐さんの言う「本当の数学」がある.
問題も楽しめた.
ところで,名字はもっと簡単にはならないのだろうか?
続きが気になるので2巻も読む.*1
青の数学2: ユークリッド・エクスプローラー (新潮文庫nex)
- 作者: 王城夕紀
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
*1:9頁から11頁を栢山と京香凛とともに解いてみた.需要があれば他の問題も書くかも.