簡単、安全、お金もかからない! うつ・ストレス・不安には「軽い運動」
簡単、安全、お金もかからない! うつ・ストレス・不安には「軽い運動」
- 作者: 生田哲
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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キーワード
- セルフエスティーム(自尊感情=「根拠にもとづいた自信」「個人が自分自身についてポジティブに考えられる度合い」)(p. 78, 81)
- セルフコンセプト=他者との比較にもとづいた相対的な能力(p. 82)
主張
- エクササイズがセルフエスティームを高める1 (p. 78, 81)
- セルフエスティームが高ければ、うつや不安を未然に防いだり、たとえ、うつや不安になっても、程度も軽いものとなり、回復も早くなる (p. 79)
発見
- うつを改善するエクササイズの特徴
- 腕,足,胴などの大きな筋肉を使う
- くり返しのリズム運動である
(p. 39)
- セルフコンセプト[自分の能力への信用や信頼]は,個人的な経験,過去の行動,社会的な関係からつくられる
- セルフコンセプトが高ければ高いほど、成功しやすい
- ひとつでも強い面があれば,総合的セルフコンセプト[部分的なセルフコンセプト(身体的魅力,技術,社交性,感情,知性,器用,勤勉など)が集まったもの]は高まる
(p. 81)
セルフエスティームを高めるために「今日は,自分に好感が持てる」などのポジティブな言葉を繰り返すことで、自分を励ます
自身をよく思えるようにポジティブなイメージを抱かせる方法
例えば、自信たっぷりに道を歩き、爽快な気分に浸っている自分を心に思い浮かべ、それを映像としてイメージする。 ポジティブな映像を思い浮かべると気分が向上する。これを何度も体験する (p. 85)
自分の容姿や状態に満足すれば、セルフエスティームも向上する。セルフエスティームは身体像の変化に最も敏感に反応する。 (p. 86)
多くの小さな成功体験を積み重ねる (p. 98)
どう活かすか
- 有酸素運動を継続する
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考↩