発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由
- 作者: 栗原類
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 単行本
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☆☆☆
キーワード
- 発達障害(ADD 注意欠陥障害)
発見
(p. 116)
- ひとつのものに深くハマり、他のものに興味を示さなくなるようなハマり方は危うい
- 広く浅く色んな事に触れ,可能性を増やす
- 趣味の幅が広がればそれだけ友達も増える可能性がある
(p. 171)
- 自分がやりたいことで自活していくという目標に向かって努力する
(p. 182)
- 他人より秀でることを目指すより,人望,人柄,周囲に大事にされる人になる
(p. 184)
- 「自分がやられても嫌じゃないからという理由で、それを基準に他人に対して何をしていいわけでもない。君は直球でものをズバッと言われても傷つかない、正直に言ってもらった方がいいからという理由で、他人にズバズバものを言うと『余計なお節介だ』と言われる可能性だってある。それも他人への干渉と同じ。自分が嫌じゃなくても相手は嫌かもしれないという視点は常に持つように」
(pp. 186-7)
どう活かすか
- 自分がやられたら嫌なことは他人にはしない
- もう1歩進んで、自分がしてもらって嬉しかったことは、誰かにしてあげられるようになりたいと努力をする
- さらに一歩進んで、自分が嫌だと思わないけど、他の人がされたら嫌なのかもしれないという発想力を持つ
(p. 127)
- 早寝,早起きと規則正しい生活は情緒の安定と発達に非常に重要
- 成長ホルモンが分泌される夜10時から深夜2時までは必ず寝てないといけない
(p. 164)
精神科医の青木省三先生(川崎医科大学教授)による発達障害のある人に話しかけるときのコツ
- あっさりはっきり
- くどくなく、同じことを何度も言わない
- 早口で畳み掛けない
- 声を大きくしすぎない(おだやかに話す)
- 曖昧なことを言わない
聞き手は,相手の話が終わるまできちんと聞く
社会で必要なことでもある
(p. 207)
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店、2003年。を参考↩