book review

what you see is all there is

「ひらめき」を生む技術 (角川EPUB選書)

☆☆☆

持続的イノベーションが市場のニーズを超えてしまうと、破壊的なイノベーションが起こりやすいと言われている
「偉大」と言われる発明の多くは、作ろうと思って作られたものでないことは周知の事実です。
子どもは世の中の多くのことが謎に包まれたままだからこそ、どんなことでもできる、と信じることができるのです。
メディアラボは、もう既に存在するものについてはあまり重きを置いていません。それよりも、 「ユニークさ」と「インパクト」と「マジック」を大事にしています。何もないところに飛び出していった方が、謎がたくさんあって面白いと思いませんか?
クリエイティブな業界でも、クリエイターから技術の進歩を取り上げてしまうと、とたんにその業界は失速します。
最も大事な事は、様々なネットワークを通じ、どれだけの人の知識を取り込めるか、ということです。
フォーカスを続けて、我慢し続けることは大変、と多くの人は思っていますが、それは大きな勘違いです。実際は、コースを変えることの方がずっと大きな勇気が必要なのです。
リード•ホフマンは、ディスカッションやプレゼンがあった後は必ず、「いいところを1つ、よくないから直したほうがいいと思うところを3つ教えてくれ」と、言います。