book review

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永遠平和のために (岩波文庫)

永遠平和のために (岩波文庫)

永遠平和のために (岩波文庫)

☆☆☆

  • 何が書いてあったか
    永遠平和実現のための具体的プランと,永遠平和の到来が空想,理想論という断定を下すことは誤りという論証,実現可能と考える論拠を論証し,さらに政治と道徳の関係を扱う.
    自然(諸物の巧みな造り手である自然 natura daedala rerum)が永遠平和を保証する,というテーゼが面白い.

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