東大生は「頭の中」をどう整理しているか
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2010/06
- メディア: 単行本
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☆☆☆
なぜ読んだのか
頭の中を整理したく読了何が書いてあったか
東大生の特徴は,ドライで割り切りが早く,「できること」と「できないこと」の見切り,「捨てるもの」と「得るもの」の峻別がとても早い(p.5)
「東大生」[受験秀才]は,行動的な人間が多く,着手も見切りも早い,この繰り返しで最善手を見つける(p.50) 受験秀才かはわからないが,賢い人は行動的な人が多い.経験値も溜まり,チャンスも得やすい.
捨てるものを捨てなければ欲しいものは手に入らないので,割に合わないことに手を出さない(p.68)が,守らなければいけない大切な今の自分のメリットをどんな場合でも失わないと決めている(p.72)
本は面白そうだと思ったらとりあえず読み,つまらないと感じたらやめる.基準はあくまで,自分に合うか合わないか(p.81)自分に合わない時に読んでも,得るものは少ないからかもしれない.何を学んだか
頭でわかったことでも,声に出したり,ノートに数字や文字をたくさん書くことで記憶にしっかり定着させる(p.22)
ノート術「わからないときはいっぱい書く」(p.100)
大雑把な理解ができたら先に進む習慣をつくる.骨組みを理解し, 困ることがあったら改めて学べばいい (p.103)
頭の中の整理ができなくなったときには「細道に入り込んだ」(p.153)
声に出して問題を読む癖をつける(p.179)
より「できること」と「できないこと」の見切り,「捨てるもの」と「得るもの」の峻別のスピードを上げる(p.5)感想
この本の内容と,僕の周りの東大出身,海外名門校出身の友人達,僕の共通している行動もあれば違う面もある.
受験試験や校風の違いによるものかもしれない.校風の違いが国家に影響を与えているとしたらおもしろい.