メイキング・オブ・勉強の哲学
- 作者: 千葉雅也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: 単行本
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- なぜ読んだのか
著者の仕事のやりかたを知りたく読了. - 発見
https://plato.stanford.edu/ (p.18)
Q ラカンや精神分析の勉強をどういった書籍から始めたか?
今なら,まず,『生き延びるためのラカン (ちくま文庫)』
その後,『人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-』(p.47)
文系の研究者を目指すならば英語、第二外国語はもちろんのこと、第3外国語も必要。思想をやるには、近代語3つ4つ、プラス古典語1 (p.49)
いま、哲学を学んでいる人においては分析哲学のスタイルが強くなってきている.若手の研究者と話していると分析系,大陸系両方を押さえている人が多い (p.119)
『勉強の哲学』第1章のアイデア。ノリ、言語の操作、自由の話。去年8月。かなり苦労して論理の分岐を整理していることがわかるな……。 pic.twitter.com/gSsr3zP6N0
— 千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』発売中 (@masayachiba) 2017年7月9日
- どう活かすか
テクストを読むときに、おおまかな感想文を書くために読むようにするなど、具体的なタスクを設定して、それとの関係で読む深さを調節する (p.37)
理論の抽象的な構造を取り出すことを心がける (p.43)
古典的な勉強をきっちり体系的に学ぶ.入門書を読み,基本書を読み,歴史的に文献を押さえるという訓練を早めに積む (p.44)
著者が紹介しているWorkFlowyを使い始めた. workflowy.com
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考↩