幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!
- 作者: 岩楯幸雄
- 出版社/メーカー: 左右社
- 発売日: 2018/03/05
- メディア: 単行本
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なぜ読んだのか
- 本屋さんの実態に興味があり読了.
キーワード
- トーハン
- 店売
- 雑誌
- 兄弟
発見
(p. 40)
- 10年前は1日約45万円売り上げていた
(p. 49)
- 5年前までは文庫は売れたが最近は売れない
(p. 52)
- どうして支払いができないのかというと,まずは売上不足と取次からの配本に原因がある
(p. 57)
- 今は夫婦2人で合わせて20万円の給料
(p. 68)
- とにかく雑誌が売れない。書店にとって、雑誌こそが利益であり、雑誌が売れなければ、書籍の仕入れができません。最後の5年が何よりも辛かった
(p. 69)
- 万引き犯は担当者の休みのサイクルまで知って犯行をしている
- 万引きが起こったら、出版社の売り上げになるので、損をするのは書店
- 幸福書房みたいな小さな書店でも、みすず書房の常備を置くには年間100部売らなくてはいけません
(p. 73)
- 取次大手のトーハンの店売が3月末で休止
(p. 94)
- 豊島区南長崎3丁目 ブックカフェ 幸福書房
(p. 95)
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店、2003年。を参考↩