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幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!

幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!

幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!

☆☆☆

なぜ読んだのか

  • 本屋さんの実態に興味があり読了.

キーワード

発見

  • 書店は雑誌を売ることで利益をあげ、そのお金で書籍を仕入れます。雑誌は毎月買う人もいたりして、採算の目処が立ちやすい。それが売れないのは、とてもつらいことなのです1

(p. 40)

  • 10年前は1日約45万円売り上げていた

(p. 49)

  • 5年前までは文庫は売れたが最近は売れない

(p. 52)

  • どうして支払いができないのかというと,まずは売上不足と取次からの配本に原因がある

(p. 57)

  • 今は夫婦2人で合わせて20万円の給料

(p. 68)

  • とにかく雑誌が売れない。書店にとって、雑誌こそが利益であり、雑誌が売れなければ、書籍の仕入れができません。最後の5年が何よりも辛かった

(p. 69)

  • 万引き犯は担当者の休みのサイクルまで知って犯行をしている
  • 万引きが起こったら、出版社の売り上げになるので、損をするのは書店
  • 幸福書房みたいな小さな書店でも、みすず書房の常備を置くには年間100部売らなくてはいけません

(p. 73)

(p. 94)

  • 豊島区南長崎3丁目 ブックカフェ 幸福書房

(p. 95)

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


  1. 色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店、2003年。を参考