統計学が最強の学問である
- 作者: 西内啓
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どんな人も,統計を解析する能力は必要だ.ビックデータを収集しても,活かせていない組織は多そうだ.
カイ二乗検定
標準誤差
p値 慣例的には5パーセント以下がこの結果は偶然得られたとは考えにくいと判断する
ビックデータがなくても標準誤差とサンプル数のバランスをコントロールすることで解析が可能
標準誤差の精度を改善すること投資する価値の見極め
まずは正しい判断に必要な最小十分のデータ
データの外観を掴むだけならまずは数千から1万件ほどを抽出していじってみればいい
解析をどう活かすか?
有望な仮説を抽出するスピードと精度こそが現代における統計学の第一の意義
どのような検証を行えばどれほどの精度で仮説が確かめられるか分かる、ということも統計学の大きな役割の1つ
科学とは正しいことを最大限謙虚に、そして大胆に掘り下げようとする姿勢である
統計学的な裏付けもないのにそれが絶対誤りだと決めつけることも愚か
正解のない意思決定であればとりあえずランダムに決めてしまう、と言う選択肢の価値はもっと認められるべき。決定をランダムにすることと継続的にデータを採取することで後で正確に評価できるのだから確実に正しい判断に近づく道になることもある.
ちょっと勉強してデータをいじりさえすれば最善の判断を下せる。後はもう、この知恵を使っていかに価値を生み出すか、というだけの話なのだ。