book review

what you see is all there is

ハイデガー哲学入門──『存在と時間』を読む (講談社現代新書)

☆☆☆

  • なぜ読んだのか
     理由は2つある.1つめは,『存在と時間』を読む前にハイデガー用語に目を慣らす目的.2つめは,この様な入門書を読んでからテクストを読むのが良いか悪いか考えるための実験

  • 問い
     現代の私たちの多くが,欲求,経験,意識の在り方によって"世界"を変形することが可能である(p.67)と考えているだろう.そう考える理由は,我々がデカルト的な個人主義の世界観に慣れているからなのか?

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