MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2012/11/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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☆☆
「権威性」とは、コミュニケーションの場面において、対峙する受けてを「思考停止させ、自分の言っていることを受け入れさせてしまえる力」
政治の世界で言われるように「絶対的な権力は、絶対的に腐敗する」ついつい当事者たちの気が緩み、勘違いをし、その権威を利用しようとする輩からの誘惑に負け、しがらみに搦めとられる。
デジタル化、スマートフォン化、ソーシャル化の進展は、「フロー」⇔「ストック」の軸においては、引っ張り合う力が拮抗して中立に思えますが、「参加性」と「ノンリニア」の方へと、コンテンツのあり方を変えるように「引力」を発揮しつつある。
マクルーハン「メディアはメッセージである」
これは、「内容(メッセージ)ではなく、媒体・手段(メディア)そのものが人間の経験形式を規定する」ということであり、インターネットが到来する遥か以前から、メディアが変われば、メディア上に流布するメッセージ内容やコンテンツも変わらざるを得ないことは、常識だった。
大部分の消費者からすれば、自分が困らなければ、供給者がどうなろうが興味が無い。これがビジネスの現実。