book review

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英語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

英語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

英語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

☆☆☆

  • なぜ読んだのか
     何か発見があるかと思い読了.このような本からの様々な知識が何処かで役立つと思っている.

  • 発見
    「音節」[ひとまとまりに発音される最小の単位]辞書で「・」で区切られている単位が音節 (中略) 個々の音よりも,音のまとまりを意識し,口を大きく動かして自信を持って発音する1 (p.15)

例えば,White House wáɪthàʊs 発音記号の/´`/はホワイトのほうがハウスよりも強く読まれるという意味 /´´/ ではただの「白い家」になる (p.18)

学術論文などの公的な文章では,書き手を主語にしてしまうと主観的な響きになってしまうことがあるので,受け身の形を多く用いることがある.対象を主語にすると間接的で客観的な文になる (p.113)

無生物の主語による表現を身につけると,より自然な英語が書けるようになる.無生物の主語は,原因,条件といった意味の場合によく使われる (p.114)

  • どう活かすか
     忘れていた知識を幾つか思い出させてくれた.発音記号等について理解したい.そのために辞書の使い方を知る必要がある. 無生物の主語による表現など,自然な英語を書くように意識する.

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


  1. 色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考