勝ち続ける意志力
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/04/02
- メディア: 新書
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突出した才能の前では、ちょっとやそっとの努力など簡単に吹き消されてしまうのだ、と。だから、とことん追求し、死ぬ気で戦い抜くというやり方を身に付けた。
自分が勝つためには、とにかく必死に頑張るしかない。才能すらもなぎ倒していく圧倒的なまでの努力。それこそが父の教えの真髄だと悟った。
自分の得意なものを捨てて、いかに勝つか。そこを追求する。自分の得意な技があったとしてもそれに頼らず、どんな状況でも勝てる方法を探るべきである。
その道のプロフェッショナルを志すのであればなおさら、自分のセンスに溺れず、全体の精度を上げることに心血を注ぐべきだ。
行動を惜しまないということしか信じていない。仮に才能がなくても、行動し続けていれば、いつか正解に辿り着くと信じている。
とにかく、できることを片っ端から試していく。隅から隅まで徹底的につぶしていく。
成長というのは、とにもかくにも同じ場所にいないことで促進される。
人の目を気にしていたら、諦めないで続けることは非常に難しい。努力を続けていれば、いつか必ず人の目は気にならなくなる。
築き上げたものに固執する人は結局、自分を成長させるということに対する優先順位が低いのだと思う。新しいことに挑戦する意欲も薄ければ、何かを生み出す創造性も逞しくないのだろう。
新しいものを否定しないこと。そして、新しいものから素直に学ぶ姿勢を忘れないこと。