0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方
- 作者: 鶴見済
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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☆☆☆
- なぜ読んだのか
著者と,タイトルに惹かれ読了 - 発見
現在世界で捨てている食べ物は、先進国では食料生産の半分を占めるとまで言われている (p.92)
イベント出店で稼ぐのは大変 (p.113)
現実にはお金誕生以前の物々交換の社会などというものは実際に見つかっておらず,貸し借りだったとする説が有力.世界最古のコインは紀元前7世紀に登場したことになっている.日本で8世紀に和同開珎が造られたあとコインは廃れ,11世紀から13世紀まで米・絹による交換のほうが主流となった.つまりお金は,その後に成立する資本主義社会に欠かせないものであっても,お金が登場すれば必ず資本主義社会になるといったものではない (p.128)
資本主義の社会では、作るべきものは、よく売れるものへと大きく変わっていった (p.131)
著者は,資本主義の社会で富が公平に分配されるはずがないから再分配をする行政のサービスを社会を構成するためにもどんどん使うべき,という (p.182)
- どう活かすか
共有には人間関係がつきものだから言語力を強化する (p.53)
自然鑑賞を今以上に楽しみたい (p.209)
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考↩