ミライの授業
- 作者: 瀧本哲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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☆☆☆
サマリー
未来をつくるため,20人の変革者が紹介される.発見
4つの idola を防ぐベーコンの答えは「観察と実験」1 (p.51)
今の日本は「課題解決」にしか頭が回っていない(p.67)が,21世紀に求められてる力は「課題発見」の力(p.63)
考えても考えても答えが見つからないときには、目の前にある「事実」を拾い(p.86),事実をベースにして物事を考える (p.87)
仮説は「空白地帯」を狙って立てる (p.133)
マーガレット・サッチャーは生涯にわたり尊敬し続けた父に幼い頃から「『他の人がやっているから』というだけの理由で、何かを決めてはならない.何をするかは自分で決めなさい」と言い聞かされていた. (p.192)
- どう活かすか
課題解決についてではなく課題を発見する.
瀧本が言うように,自分がつまらない大人になりはじめたと気づいたら,またこの本を再読するかもしれない.(p.253)
- 問い
著者の言う,未来をつくる人にならなければ,21世紀は不幸な時代で,恐ろしい未来なのか? (cf.pp.18-19)未来をつくる人になる生き方の他の,幸せな生き方はあるのか?あるとしたらどのような生き方か.
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色の分類は 齋藤孝 『三色ボールペン情報活用術』 角川書店,2003年.を参考↩