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「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた

「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた

「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた

☆☆☆☆

  • なぜ読んだのか
     某氏が読んでいて気になり読了.
    大人にも当然効くが,中学生くらいまでの必読書だと思う.正しいと思うが故に,学生には批判的に読み,考えてみてほしい.

  • 何を学んだか
     赤ちゃんが,しゃべる,歩く,食べる,という様々な初めてのことに挑戦し,失敗し,それでも成功するまで挑戦するように,挑戦し続ける (cf.p.26)
     「自由」という語は福沢諭吉が「freedom」を「自らを由とする」,つまり「自らを理由にして行動すること」と解釈し作られた. (cf.p.88)

  • どう活かすか
     子供の時の様に,好奇心を持つ事を考えていたが,これから赤ちゃんの様に好奇心を持つ事を意識する.
     害になる相手[人の心を潰す人、人の夢を壊す人,人の自信をズタボロにする人 (cf.p.39)]から積極的に距離を置く.
     植松は,本当の自信はやさしさであり,その理由は,すべてはやさしさから始まるから(cf.p.175) と締める.論証は理解不能だが,やさしい人間に本当の自信があることはわかる気もする.能動的に話を聞き,やさしい人間を目指せば自ずと本当の自信が付きそうだ.

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